ほわいとさんのHAPPYBOY見聞録?

ネットに蔓延する怪しい情報や理不尽な事柄に物申すブログです。

規律…自由とルール

第三の徳目

f:id:lovehinatan:20200528185019p:plain

規律

第三の徳目は・・・

「規律」…物は全て所を定めて置くべし、

仕事は時を定めてなすべし。

です。

規律とは現代風に言えば、ルールのことではないでしょうか?

法律をはじめとして、社会生活には様々なルールが存在します。

学校でも、指定の制服や髪型、靴下の色などなど、

様々な校則などが、あったと思います。

思春期の学生時代には、こういった校則が鬱陶しいと思った人も

多かったのではないでしょうか???

私も「制服の乱れは心の乱れ」とか訳わからんって感じでした・・・

かと言って、進んで校則を破るような人は少なかったと記憶しています。

 

信号機の役割

私達が日々の生活の中で多く関わるルールの一つが、

道交法ではないでしょうか?

車を運転する人であれ、歩行者であれ、

信号機は身近なルールの一つではないかと思います。

f:id:lovehinatan:20200528191651p:plain

信号機

何故、信号機があるのかを考えたことがありますか?

多分、私世代以降の方なら生まれた時から信号機があるので、

そんなに深く考えたことはないかと思います。

信号機の役割は、

  • 交通事故の防止
  • 車の流れをスムーズにする
  • 交通環境を改善する(CO2の排出量削減など)

などがあります。

 

www.tmt.or.jp

 

急いでいる時などは、信号待ちでイライラしがちですが、

信号があることで、事故を防いだり、渋滞緩和、環境への配慮など、

様々な効果があるということです。

信号が有ることで、車の運転において、

目的地に速やかに移動できるということなのです。

 

自由とルール

自由とルールについて、

菅野仁さんは友だち幻想の中でこのように書いています。

『ルールを大切に考えるという発想は、規則を増やしたり,

自由の幅を少なくする方向にどうしても考えられてしまうのですが,

私が言いたいことはそういうことではありません。

むしろ全く逆なのです。ルールというものは、

できるだけ多くの人にできるだけ多くの自由を保障するために必要なものなのです。
なるべく多くの人が、最大限の自由を得られる目的で設定されるのがルールです

ルールというのは、「これさえ守ればあとは自由」というように、

「自由」とワンセットになっているのです。
逆にいえば、自由はルールのないところでは成立しません。』

 

 

f:id:lovehinatan:20200528194304p:plain

ルールとは?

 自分勝手に何でも好き放題やっても良いというのが自由だとすれば、

この世の中は無茶苦茶になってしまいます。

人は、自分の利益を最優先にしがちですが、

「自分の利益のことだけしか考えない一人の強者」が居たとしたら、

複数の人間からなる社会における自由は無くなるかもしれません。

つまり、たった一人だけ自由で、

他の全ての人は不自由ということになる可能性があるのです。

ルールの共有性があるからこそ、自由が成り立つのです。

 

f:id:lovehinatan:20200528195337p:plain

ルールと自由

 ホッブズ「社会契約論」にあるとおり、
人間が生きるということの本質は自由であり、欲望の実現です。

ルールとは、それぞれの人々が欲望を実現するために最低限必要なツールなのです。

【社会契約説とは】ホッブス・ロック・ルソーの違いからわかりやすく解説|リベラルアーツガイド

社会契約説

2020/05/28 19:57

 つまりは、自由とルールがワンセットではじめて、

自由が成立するということです。

震災等での自然災害時に、日本においては暴動等が無いというのは、

この自由とルールがしっかりと成立しているからなのではないでしょうか?

 

界隈特有のダブスタ

「法律は破っても良い」と声高々に言ってる界隈の方がおりますが、

自分は法律を破って良いと喧伝しておいて、今回の誹謗中傷騒動では、

無料の弁護士相談にて、誹謗中傷の被害について相談しております。

一方で法律を破って良いと言って、他方で法律から守ってもらおうとする。

究極のダブルスタンダードではないでしょうか???

あの界隈人には、プライドも確固たる信念も存在しないのです。

現在、誹謗中傷に関するSNSの規制等が法制化されようとしていますが、

この件に関して、炎上系youtuberのシバターさんが、

動画にて意見を言っておりました。


ネット上の誹謗中傷は悪なのか?

 

「行き過ぎた誹謗中傷は勿論悪であるが、

称賛、意見、ネタ的書き込みなど、色々入り混じってこその、

ネットではないかと・・・」という感じの意見と感じました。

正に正論だと思います。とある界隈では、賛成、称賛のリプのみで、

反対や批判、指摘などのリプは削除またはブロックで、

界隈信者などには見えないようにしている節があります。

このまま、規制が厳しくなれば、

それらの界隈に利することになるのではないでしょうか???

 全ての人ができる限りの自由を享受するために、ルールは必要です。

しかし、そのルールを悪用しようとする輩がいるのも確かなのです。

私達は、自分の中に確固たる規律(ルール)を持つ必要があると思います。

ゴールデンルール

マタイによる福音書7章12節には、

「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」

という、黄金律の教えがあります。

同じような教えは他にも多く存在しています。

ja.wikipedia.org

 

 ネット上だけではなく、現実世界でも言えることですが、

自分がされて嫌なことは、しないことが一番簡単で難しいことだと思います。

恐らく、小さな子どもは簡単にできるのでしょうが、

大人になるにつれて難しくなっているのではないでしょうか?

本当に成功したいの望むならば、人格を磨くことも大切なことです。

真のインフルエンサーの言葉に力があるのは、

その人から溢れ出る、人柄だったり人格だったりがあってこそです

日頃の言動が不一致な自分を誰が信頼するのでしょうか?

自分の中で決めたルールをしっかりと守ることによって、

私達の人格や人柄は積み重なっていくのだと思います。

決して簡単ではありませんが、日々精進できれば良いですね。

次回は第四の徳目、「決断」についてお話したいと思います。

以上、お読み頂きありがとうございました。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村