ほわいとさんのHAPPYBOY見聞録?

ネットに蔓延する怪しい情報や理不尽な事柄に物申すブログです。

目標と価値観。


ビジョン型と価値観型。

今回の記事を書くにあたって、

『目標と価値観』でググって見たところ、

このようなTweetを目にしました。

 更にTweetの引用記事もあり。

www.itmedia.co.jp

人には、『ビジョン型』『価値観型』があるようで・・・

将来の夢や目標から発想したほうが動機付けられる人がビジョン型

自分のこだわりや価値観に沿って、

日々それを満たしているうちに充実した人生を送れる人が価値観型

 ビジョン型のキーワードは「夢」とか「目標」

その言葉を聞くとビジョン型の人はワクワクするらしいです。

一方、価値観型のキーワードは「自分らしさ」とか

「こだわり」「大事なもの」などです。

そのほうが夢とか目標といわれるより、価値観型の人にはしっくりきます。

このブログでも目標設定について何度も話題にはしておりますが、

書籍等の情報を紐解いているだけという感じではあるので、

自分でも、『目標は確かに大事だけど、日々の生活で意識してるか?』

と思うことが多々あります。

ダイエットをしていた頃は、確かに目標を持って頑張っておりましたが、

その他のことになると、目に見える変化というものを感じないことが多々あるので、

色んな書籍を読んでは、試行錯誤はしても、実際に効果あったかは、

よくわからないということが大多数のような気がします・・・

 引用記事を読んでいて、自分の中のモヤモヤが解決しました。

自分は、価値観型の人間ではないかと・・・

 まあ、年も年ですから将来の夢というものが、

思い浮かばないというのもあるのですが、わんこさんと平和に暮らせれば、

それで良いような気がしているものなので・・・

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わんこは正義!!

価値観の伴う目標設定。

 このブログでお馴染みの藤本隆一さんの、

「成功者は知っている」の中に面白い図表がありました。

 

『価値観の伴う目標設定をしないと、

たとえ目標を達成しても満足感は得られない。』

という、表題となっております。

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価値観の伴う目標設定

現実問題として、殆どの人は目標を決める時、自分の価値観を考えすに、

目標を決めていると思います。ですから、目標達成に対する強い意志を持てず、

たとえ目標を達成したとしても、満足感を得られずにいます。

図では一例として、『金銭的に裕福になることは、幸福になるために必要である』

ということが、目標設定と価値観の土台となる『信じること』であり、

それに対する目標が『幸福になる』となっています。

この2つのピラミッドの通り、同じことを信じていても、

ピラミッドの真ん中に価値観があるとないでは、

目標達成に対する手段が違ってきます

もしも、信じることと目標の間に、

『金銭的に裕福になることにより、自信がえられる』と、

『自信』いう価値観ががあると、自分の自信が無くなるような方法を取ってまで

目標を達成しようとはしませんが、『幸福』と目標と信じることの間に、

価値観がないと、幸福になるために人を騙したり、不正を働いたり、

手段を選ばなくなります

これでは、たとえ目標達成できても、満足感を得ることはできません。

壁は前と後ろに。

gafawatcher.hateblo.jp

 前回の記事で自分の前の壁と書きましたが、

この壁は前と後ろを囲んでる壁でもあります。

前にできている壁は、人間的に良い成長を促す為の壁であり、

後ろにできている壁は、悪い方向へと向かう壁です。

人間は度々、自分でやってはいけないと分かっていることを、

やってしまうことがあります。

自分の後ろの壁を飛び越えたので、外に出た後でだんだんと、

不安になってくるわけです。それが罪悪感です。

世の中には、この後ろのフィールドが大草原のような人が稀にいます。

前の壁はエベレストのように高いのに、

後ろの壁は、はるか彼方に見えてしまって目視できないくらいです。

このような人は、一般人が罪悪感を感じることも、

あまり悪いことはしていないとは、感じないようです。

多くの犯罪者は、自分が犯した罪について、自分なりの

美学や正統な理由を持っていて、世界の中心が自分という考えで、

何をやっても許されると思っているのではないでしょうか?

人の器。

日本的には、この壁は『人の器』とも言えます。

『あの人は器が大きい、小さい。』

などはよく聞くフレーズだと思います。

下記の図も、「成功者は知っている」の中に図表としてありました。

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人の器。

前方の壁を破って行けば、人間的に成長できますが、

後方の壁を破って行くと、悪の道へと堕ちていきます。

悪の価値観を破れば破るほど、悪の器は大きくなり、

悪いことをしても罪悪感を感じなくなってしまいます。

旧約聖書の中には、このことについてわかりやすいお話があります。

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ダビデ像

 

古代イスラエルの王ダビデのお話です。

美術の教科書などで目にしたことがあるかと思いますが、

ミケランジェロの有名な像です。この像の男性がダビデの若かりし頃です。

 聖書の一場面である、ダビデが巨人ゴリアテとの戦いに臨み、

岩石を投げつけようと狙いを定めている場面を表現しています。

wikiによると、『晩年の頃に家臣ウリヤの妻バト・シェバが、

水浴びしているのを見初め、彼女を呼び出し関係を結ぶ。

妊娠がばれるとまずいのでウリヤを戦場から連れ戻し、

バト・シェバと床に入るように画策する。

しかし、これがうまく行かないことを知ると、

ウリヤを最前線に追いやり、戦死させた。』

とあります。現代風に言うと、

『会社の社長が部下の単身赴任中に、部下の家の外から、

風呂で入浴していた奥さんを覗いて、一目惚れしてしまい、

強引に関係を持ってしまいました・・・

その後、奥さんの妊娠が発覚しましたが、部下は長い間奥さんと会っていません。

そこで、部下を呼び寄せて、家に帰って奥さんとイチャイチャするように勧めて、

托卵で済まそうとしましたが、部下が仕事終わらないので無理と断られ・・・

最終的には、一番忙しい職場に異動させて過労死させてしまった。』

と言ったところでしょうか?

暇な時に、風呂を覗いてしまうという軽い罪から、浮気、妊娠、と罪は大きくなり、

最終的には、嘘を隠す為に殺人を犯してしまうというお話です。

現代でも、その手の話はたまに事件としてニュースになったりします。

ダビデのような人物でも、そのように罪を犯してしまうのですから、

凡人である我々も、同じような轍を踏んでしまうことがあり得るのです。

エコーチェンバー現象。

この人の器の下向きの矢印が、

最近よく聞く「エコーチェンバー現象」だと思われます。

note.com

 引用記事によりますと、

 『似たもの同士がつながる閉じたネット環境で、

同じ立場の意見をかわしあううちに強化され、

「自分たちが正しく、多数派だ」と勘違いすることを指します。

このエコーチェンバー現象はとてつもなく怖いもので、

現代ネット社会では大きな問題となっています。

この現象によって、普通の人がひどく偏った情報を狂信的に信じて、

他人から見たら信じられないような行動をとってしまったりします。』

 とあります。何処かの界隈の状況と酷似しておりませんか?

自分に対する批判や指摘はブロックをして、

自分に賛成や称賛する者しか周りに集めない。

だからこそ、平気で他者を傷つけたり煽ったりできるのでしょう。

『成功者は知っている』にはこのように書かれています。

『人間は品格がつけばつくほど、謙虚になってくるようです。

器が小さければ、当然自分の器と器の外の自分の知らない未知の世界と

接する面積は小さくなります。

接する面積が小さければ、器の周りにある自分の知らない未知のものを

少ないと思うわけです。

ところが器が大きくなればなるほど、接する面積が大きくなり、

自分の知らないものが増えてくるので、「自分の知らないことは、

まだまだ沢山ある」と謙虚に人の話を聞こう、学ぼうとするわけです。

器の小さい人は自分に知識がないという知識がないとでも言うのでしょうか。

(成功者は知っている:125-126pより』

 

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 私達は樹のようなものです。価値観という根っこは目には見えませんが、

考え方や行動などは価値観の影響を受けて、表に出てきます

とある界隈の発言には、言葉に力だったり、

趣を感じることはまったくありません。心の琴線に触れることがないのです。

それは、価値観のない金儲けという目標だけに生きているからではないでしょうか?

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りんごの樹

良い実を結ぶのも、悪い実を結ぶのも、私達自身の価値観の結果です。

人を不幸にする価値観よりも、人を幸せにする価値観を持って、

日々邁進していきたいものだと思います。

以上、お読み頂きありがとうございました。

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