簡単な基準。
一言芳談。
徒然草第98段にて、兼好法師が『一言芳談』という書物を読み、
印象に残った言葉を書き記しています。
5つあるうちの、最初の一言がこちら、
「しやせまし、せずやあらまし」と思ふことは、
おほやうは、せぬは良きなり。
現代訳だと、
「しようかな、やめておこうかな」
と思うことは大体、しないほうが良いのだ。
となります。
こちらの記事を読むと、他の一言も現代的に理解できて楽しいです。
遠い昔の先人の言葉ですが、現代にも通じるものがあります。
4つ目の一言に、
上臈じやうらふは下臈げらふに成り、
智者は愚者に成り、徳人とくにんは貧に成なり、
能ある人は無能に成るべきなり。
現代訳は、
位の高い僧は、
位の低い僧の立場に戻って考えるべきだ。
知恵のある者は愚者、金持ちは貧乏人、
有能な者は無能な者の目線に立つべきである。
自己主張が強すぎると、相手の立場になって考えるという気持ちが
希薄になる場合があります。こと、エセインフルエンサー界隈では、
当たり前のような光景ではありますが・・・
どのような立場だとしても、相手の気持ちを理解するということを
忘れてはいけませんね。
高額商材。
エセインフルエンサー界隈の稼げる風の高額商材を
購入しようかどうか迷っている方には、
この一言芳談の、
「しやせまし、せずやあらまし」と思ふことは、
おほやうは、せぬは良きなり。
が答えだと思います。
「しようかな、やめておこうかな」
と思うこと自体自分にとっては、
それほど優先順位が高いわけでもなく、
必要性もないものなのです。
エセインフルエンサーの一時的な影響で、
感覚が麻痺しているだけなので、少し時間を置いて
本当に必要なのかどうかを見極めてください。
もう一方のマナブ君はというと・・・
— しろうとさん (@16shirouto) 2020年8月6日
noteで閉め出し食らったみたいで、自社決済検討中だそうな
note頑張れ、この際だから商材系全部排除しても賞賛しかされないと思うよ
結局商材って再現性のないただの詐欺幇助資料だもんな pic.twitter.com/L6F1n6uqlE
プラットフォームから締め出しを食らうような、
情報商材が有益だとは到底思えませんがね・・・
エセインフルエンサーの発信の主目的は新たな養分獲得と、
養分の洗脳にあります。
それは、自分の懐が温まることだけを考えているのであり、
伝える相手のことなど、考えておりません。
なので、発言に矛盾が生じたり、アンチや批判者の突っ込みが入るのです。
「しようかな、やめておこうかな」
と思ったことは、やらなくても損にはならないのです。
以上、お読み頂きありがとうございました。