情報を鵜呑みにしない。
知性について。
『賢人の知恵』の第4章では、
知性についての言葉が述べられているのですが・・・
最初の言葉は、『勇気を持つ』
知識はすべてを可能にする。
知識がなければ、この世は闇だ。
ただし、勇気を伴わない知識は無力だ。
逆に勇気さえあれば、
知識は不朽のものとなるだろう。
Wikipediaによると、勇気とは・・・
勇気(ゆうき、希: ἀνδρεία, 羅: fortia, 英: courage)とは、
普通の人が、恐怖、不安、躊躇、
あるいは恥ずかしいなどと感じる事を恐れずに(自分の信念を貫き)
向かっていく積極的で強い心意気のこと。勇ましい強い心をいう。
語義解によれば、いさむ(強)にはつよい、悪い、乱暴の意を含む。
自分の信念を貫き、向かっていく積極的で強い心意気を伴うことで、
知識というのは意味をなしてくるということだと思います。
知識を得て、それを誰かに伝える時、間違った情報を与えた場合の、
責任もしっかりと持てないようでは、
軽々しく知識をひけらかすべきではありません。
まして、専門的な知識も大してないのに、
大学とかいうのを付けている自称インフルエンサーには警戒すべきなのです。
情報を鵜呑みにしない。
300年以上も前の先人の時代でも、
情報を鵜呑みにすることについて注意するように言われていました。
知識の114番の言葉には・・・
情報は耳から入ってくることが多く、
実際に見るわけではない。
人は耳にしたことを信用しがちだが、
耳は真実を受け入れにくく、
うそを堂々と通してしまう。
真実は目で確かめて理解するもので、
人から聞いて理解するものではない。
伝聞にはたいてい先入観が混ざっている。
時間がたって伝わってくる場合は特にそうだ。
人から聞く話は、伝わってくる過程で
話し手の情報や意見によって
捻じ曲げられてくる。
だから用心して褒貶(ほうへん)
ともに耳を傾けなければいけない。
その情報は誰から伝わったものかによく注意し、
その人の立場をあらかじめ
知っておくことが重要だ。
真偽の判断はよく考えてからにしよう。
情報の出所に注意するのだ。
『 情報を鵜呑みにしない』についての解説は・・・
こちらの引用を読まれると、更に理解を深められると思います。
様々な情報が飛び交う現代のネット社会においては、
耳だけではなく、目に入ってくる情報も疑ってかかる必要があります。
人から聞く話は、伝わってくる過程で
話し手の情報や意見によって
捻じ曲げられてくる。
どのような情報にしても、
それを伝える人の主観や願望が入ってしまうことがあります。
その人の信条や、思想によって情報は変化するものです。
Twitterランドのフォロワー数で信用するとかいうのは、
論外なお話で、情報の出所をしっかりと見定める事が大切です。
発言主がどこから情報を得たのか、
その元ネタをしっかりと自分で調べて検証する必要があります。
過去記事にも書いておりますが、
ネット情報を見極める為の7つのポイントをしっかりとチェックして、
情報を鵜呑みにしないで、正確な情報を得るようにしましょう。
先人の知恵を大事にしましょう。
界隈について、きついお言葉が・・・
ええ年してるのに「〜さんが言ってた、本に書いてあったからー」とか言っちゃう人に聞きたい
— あずにゃん🐱@noteで喋る人 (@azunyaaninuha) 2020年8月19日
アナタの人生はホリエモン、西野、落合、イケハヤが決めるのかい?
それと自己啓発本は人生の攻略本じゃないぞ
生きている人の言葉よりも、はるか昔の先人の言葉のほうが、
実際は有益な事が多いのです。
何故なら、何百年の間も書籍や資料として現在に残っているのですから、
それだけ受け継がれてきたということなのです。
聖書が世界で一番読まれているというのは、そういうことなのです。
たかが、3,40年くらい生きたくらいのオッサンの言葉を有難がるより、
『学問のすゝめ』などを一冊読むほうが、自分にとって有益だと思います。
以上、お読み頂きありがとうございました。