誹謗中傷ガーに思うこと。
誹謗中傷とは?
今日も今日と、Twitterランドは、
誹謗中傷ガー関連で騒がしいのですが・・・
一度に何件も開示請求を出している某弁護士と違って・・・
本当の誹謗中傷に対する発信者情報開示請求というものが、
どのようなものであるかについての記事を見つけました。
こちらはヤフーニュースでの引用となりますが、
本記事は弁護士ドット・コムの記事のようです。
中学生に「3000件」を超える誹謗中傷 「おもしろいから」でエスカレート 川口いじめ事件からの教訓 - 弁護士ドットコム
中学生に「3000件」を超える誹謗中傷
2020/10/15 19:31
記事には、
埼玉県川口市の中学校でいじめに遭い、不登校になった元男子生徒(18歳)の場合、匿名掲示板で3000件をこえる誹謗中傷の書き込みをされた。 特に悪質な4件の書き込みについて発信者情報開示請求をおこない、投稿者3人を特定。2人は元同級生、残る1人は元同級生の父親だったという。その後、3人と和解している。
とあり、いじめによって匿名掲示板に3000件を超える誹謗中傷の書き込みがあり、
その中の書き込みでも特に悪質な4件の書き込みについて発信者情報開示請求を行い、
投稿者3人を特定し、その後3人と和解したとあります。
3000件を超える誹謗中傷の書き込みを想像するだけで、
酷いと思いますが、その中でも特に悪質な書き込み4件について、
発信者情報開示請求を行ったとあるのですから、
発信者情報開示請求の難しさを物語っていると思えるのですが・・・
発信者情報開示請求の乱発。
誹謗中傷ガー界隈の発信者情報開示請求の乱発について、
総務省の「発信者情報開示の在り方に関する研究会」中間とりまとめ(案)
に対する意見募集結果に寄せられた意見の中に、
同様の問題が起こり得るとの文面がありました。
手続きの濫用の可能性を指摘する声や・・・
手続きの悪用と濫用防止の視点は非常に重要であり、
本当に救済すべき被害者がいるのに対して、
攻撃的な悪意を持って手続きを利用する、
『自称被害者』も多数存在することを常に意識すべきである。
との、どこかの方々の動きそのままの意見が散見されますが・・・
何かの制度ができた時、それを必要としている人だけでなく、
悪用する人が出てくるというのは、持続型給付金詐欺の、
顛末を見ていてもわかると思いますが・・・
発信者情報の開示の件数が激増しているせいで、プロバイダ側が開示のハードルを上げるケースが増えてきた。
— 藤吉修崇@ぼったくりバーに行った弁護士 (@fujiyoshi_ben) 2020年9月11日
もちろんなんでもかんでも誹謗中傷として訴訟が濫発されることは避けなければならないの当然だけど、手続き上のハードルを設けるのは本当にやめて欲しい。
何でもかんでも誹謗中傷として開示請求をしまくる一部の方々のお陰で、
本当に誹謗中傷で困ってる方々に迷惑が及ぶとしたら、
それは由々しき問題ではないのですか?
パブコメの意見にもあるのですが、
誹謗中傷が増えた原因を多角的に分析するために意見にあるように、
実態調査を改めてパブコメで募集すべきでないかと思います。
木村花さんのケースとは全く違う、
自称の誹謗中傷ガーの存在等も、
取り上げる良識のあるメディアが、
現れてくれることを願いたいと思います。
以上、お読みいただきありがとうございました。