誹謗中傷経験者の言葉の重み。
示談金ビジネス。
ご無沙汰しております。一週間ぶりくらいの更新でしょうか?
11月に入ってからも界隈は色々と騒がしいようで・・・
昨今の誹謗中傷騒動について、芸人のスマイリーキクチさんが、
このようなTweetをされています。
炎上商法みたいに相手を煽り、過剰な批判や中傷した人物を片っ端から開示情報を出して、示談金で儲けようとするビジネスが流行っているようで残念だ。適切な刑罰やプロ責の開示の簡素化するために多くの人が今尽力している。金儲けのためじゃない。みんなの努力なのに。ダイナマイトにされている気分…
— スマイリーキクチ (@smiley_kikuchi) 2020年11月7日
『炎上商法みたいに相手を煽り、
過剰な批判や中傷した人物を
片っ端から開示情報を出して、
示談金で儲けようとするビジネスが流行っている』
名指しこそしていませんが、どこかの方々のことではありませんかね?
『適切な刑罰やプロ責の開示の
簡素化するために多くの人が今尽力している。』
不幸な出来事を契機に誹謗中傷を無くす為に、
多くの人が様々な動きをして尽力していると思います。
決して、
『金儲けのためじゃない。』
謂れのない、ネットの噂話で誹謗中傷の被害を受けた、
スマイリーさんの言葉にはとても重みがあります。
誹謗中傷示談金ビジネスについて、やまもといちろんさんが、
記事を書いていますので、現状を把握できると思います。
一部の方々の過剰な開示請求によって、
様々な所に負担がかかってしまい、
本来制度を利用して救済すべき人が、
蔑ろにされてしまっては、
どんなに制度を良くするために努力したとしても、
それは無意味になってしまうのではないでしょうか?
誹謗中傷をなくすには。
誹謗中傷案件を減らすにはどうするべきかを弁護士さんがTweetされてます。
虚偽の事実(暗にほのめかすものも含む)を示して人を貶める行為、虚偽の事実を根拠に人を貶める意見を述べる行為、人に対する人格攻撃、人が公表されたくないと思う私生活に関する情報の公開、これだけ気をつけてSNSを利用するだけで、誹謗中傷案件は相当減ると思うけど現実的ではないのだろうか…→
— 弁護士 小沢一仁 (@ozawakazuhito) 2020年11月8日
『虚偽の事実(暗にほのめかすものも含む)
を示して人を貶める行為、
虚偽の事実を根拠に人を貶める意見を述べる行為、
人に対する人格攻撃、人が公表されたくないと思う
私生活に関する情報の公開、
これだけ気をつけてSNSを利用する』
だけで誹謗中傷は減るのではないかとおっしゃっています。
批判と誹謗中傷の違いを
しっかりと理解して、
SNS等での発言に
気をつけたいものですね。
仮に批判的意見を受ける側に原因があったとしても、
批判的意見の限度を超えて、
誹謗中傷しても良いとはなりませんし、
人格攻撃だったり、本人以外の家族に
類が及ぶようなことがあってはなりません。
SNS上で誹謗中傷被害者の方の話題をすると、
その人が過去にこんな発言をしていたから、自業自得だと、
指摘してくる方が多々おられるのですが・・・
どのような過程で批判や誹謗中傷を
受けるようになったとしても、
相手が命の危険を感じるような、
攻撃的発言はすべきではありません。
小沢弁護士さんがおっしゃってますが、
匿名であっても最低限のルールや、
マナーは守りたいものです。
それが、誹謗中傷を無くす為にできる一つのことではないでしょうか?
以上、お読み頂きありがとうございました。