ほわいとさんのHAPPYBOY見聞録?

ネットに蔓延する怪しい情報や理不尽な事柄に物申すブログです。

アンパンマンとバイキンマン。

人は善に生まれて悪に成長する?

 あくまで、私個人の私見ですが、

とある界隈に共通していることがあります。

それは、他人を平気で傷つけたり、煽ったりするということ

平たく言えば、何が正しくて何が間違っているのかを判断できないことです。

少し古い記事ですが、2013年7月のことです。

人は善人に生まれて悪人に成長する?赤ちゃんの研究でわかった「80%性善説」: J-CAST テレビウオッチ【全文表示】

人は善人に生まれて悪人に成長する?

2020/06/16 01:33

 テレビ番組の『スッキリ』の番組内での特集?だったようですが、

京都大と豊橋技術科学大学が生後10か月の赤ちゃん20人に、

物体を使ったいじめのアニメーションを見せた後、

赤ちゃんがいじめた物体といじめられた物体のどちらに関心を示すか調べたそうです。

赤ちゃんの直感的な判断で人間の本質の迫ろうという狙いがあります。

 結果は、20人のうち16人がいじめられる物体を選び、

残り4人がいじめる方の物体を選びました。

赤ちゃんを変え、物体の色を変えるなどして実験を重ねてみましたが、

常にいじめられた物体を選んだ赤ちゃんは80%、

いじめる物体を選んだのは20%でした。

 

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パレートの法則に見事に当てはまっておりますが・・・

本題はそこではなく・・・

 この研究について、京大教育学研究科の鹿子木康弘特定助教(当時)は、

「いままでの研究とか動物行動学の理論を考えると、

同情的な態度と考えても差し支えないといえる、

人間は本来、善か悪かという人間の本質が解明されることにつながるのでは」

と話されています。

 MCの加藤浩次さんは、

「この実験結果が正しいとすると、

悪というものは後天的なものだということになりますね」とコメント。

他のコメンテーターの意見としては、

 

「兄弟姉妹や親の影響など、いろんな要素があるから、

これだけで決められないけどね」テリー伊藤さん)

 

 「子どもは残酷だとよくいいますよね。

どっかで残酷なものを学ぶんでしょうね。」本村健太郎弁護士)

 

 「この実験を成人にやらせてみると、

いじめられる物体を選ぶ確率が減っちゃう。

大人になると、いじめた方の物体を選ぶ人が増えるんです」おおたわ史絵医師)

といったものがありました。

実際、大学生ら20人を対象にした実験では、

いじめる側を選ぶ方が多かったそうです。

「強くありたい」「いじめられる方にまわりたくない」といった理由です。

加藤さんが、

「悪を知らない善は本当の善ではないという言葉があります。

誰の言葉か忘れましたが・・・」とコメント。

この言葉は、チェコの作家フランツ・カフカの言葉です。

悪を知らない善は脆い。

この言葉をググってみると、仏陀の言葉が出てきました。

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悪を知らない善は脆い。

善は単独では成立しない。
悪が在って初めて善が成立し、存在できるのである。
悪は、大切な存在であり、決して無くなることはない。
悪を知ってこそ、善が行えるようになるのである。
悪を知らずして、善を語る事なかれ。
悪と知らずに行っていても良い。
悪と知っていて行っていても良い。
悪を行った後、善を行わなくても良い。
悪は永遠に絶える事が無い。
悪は必ず現れる。
悪を絶やそうとしても絶やすことはできない。
悪が現れたとき。
そんな悪を知らない善は弱くて脆い。

 

人は善の状態で生まれてはきますが、成長に伴って、

悪を覚えていく生き物だと思います。

小さい頃に悪さをして親に怒られたり、

学校で悪いことをして先生に怒られたり、

そのような経験を通して、

何が善で何が悪かを学んでいくものだと思います。

私は不出来な人間でしたので、子供の頃から、

悪さをしては、相当怒られた記憶があります。

あの界隈の方々は、子供の頃から怒られたという経験が、

少ないのではないかとも感じますが・・・

人の痛みを知らないから、平気で他者をdisったり、

人の不幸に乗じて、自分の過去の行いの結果の批判を、

誹謗中傷だと騒いで正当化しようとするのでしょう。

人に怒られた経験がない人間は打たれ弱いという話も聞きますので、

すぐに会社員を辞めてしまったのも、何となく納得できますが・・・

 

アンパンマンを理解できるのは。

 鹿子木 康弘さんは、2017年に開一夫さんと共に、

 言語獲得前の6か月児に正義の行為を肯定する傾向がみられることを突き止め、

Nature Human Behaviour 2月号に発表しています。

www.natureasia.com

引用記事には、

 『実験参加者112人の6か月児は、生後半年で何を見て、

聞いて、経験したかが、それぞれに違います。

にもかかわらず、同一傾向の結果が出るということは、

正義感について「一定の制約(バイアス)をもって生まれてくる」

と解釈するのが合理的です。集団のサイズがきわめて大きく、

複雑な社会構造をもつヒトだけにもたらされたバイアスなのかもしれません。』

とあり、正義感については「一定の制約(バイアス)」を持って生まれてくる。

と述べられています。

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 子供がアンパンマンが好きなのは、

キャラクターが可愛いというだけではなく、

正義の味方のアンパンマンと、

それを邪魔する存在のバイキンマンがいることで、

善悪がハッキリとしている。

それを理解することで、正義の芽を育てているのかもしれないですね。

 今、お子さんがいらっしゃる方は、一緒にアンパンマンを見て、

幼心に戻ってみると良いかもしれません・・・

独身の私が言っても説得力ありませんが・・・

子は親の背中を見て育つと言います、

子供に誇れる生き方をしていきたいものですね。

以上、お読み頂きありがとうございました。

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