ほわいとさんのHAPPYBOY見聞録?

ネットに蔓延する怪しい情報や理不尽な事柄に物申すブログです。

昔、貝がいた。

人のせいにして生きること。

 今日のテーマ選定を考えてる際に、

このようなTweetを目にしました。

 

人生において、一番楽な生き方とは、

全てを人や周りの環境のせいにして、

生きることではないでしょうか?

人生において、富めることも貧することも、

それは、自分自身の行いの結果だと思います。

豊かな人生を送れるというのは、個人の努力の結果と、

それによって周りの人に助けられることで、

更に豊かになっていくのではないでしょうか?

自分の行いに責任を持たず、

環境や他の人のせいにすることほど、

楽なことはないと思います。

その結果は言わずもなですが・・・

とある界隈の方々を見ていると、

自分の行動の結果で起きている批判等を、

全てアンチの仕業と一括にして、

自分の都合の良いように解釈しているような気がします。 

真珠貝

私の好きな詩のお話です。

作者不詳の詩で題名は真珠貝

「昔、貝がいた。」

という書き出しから始まります。

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真珠貝



昔、貝がいた。

その話をしよう。

ある時貝の殻の中に

ひとつの砂粒が入り込んだ。

たった1粒だったが、

ひどく痛かった。

ごく単純ながらも貝にも感覚というものがある。

この不幸な境遇を

どのようにつぶやこうか。

本当につらい状況だったのだ。

政府をのろって「選挙」だと叫ぼうか。

そして、海の動物たちにも保護が必要だと言おうか。

いや、貝は海の底に座って考えた。

「自分で取り除けない以上、

この砂粒に磨きをかけよう。」

やがて日がたち、

時が過ぎて、

貝にも運命の時が来た。

貝のシチューとなったのだ。

だが、長い間悩ませていた

小さな砂粒は、

見事な真珠となって光り輝いていた。

この話の教えることは

貝でさえ、小さな砂粒で

大きな業(わざ)を行ったということ。

だとしたら、私たちは

どんなにつらいことがあったとしても、

ひとたび始めさえすれば

どんなことでも

できるのではないだろうか。

 

真珠を作る貝の中には、

「外套膜」と呼ばれる貝殻をつくる成分を分泌する膜があります。

これは貝の貝殻と内臓を被っている膜のことです。

もし貝の体内に小石などの異物が入った場合、

この外套膜が真珠質を分泌して、

異物を幾重にもくるんで真珠層を形成していきます。

養殖真珠は、この外套膜の性質を利用して作られています。

ほとんどの人が知っていることとは思いますが、

真珠貝は自身にとって迷惑でしか無い物であるはずの、

小石のような異物から美しい宝石を作り出しているのです。

大事なのは

アメリカの著名な講演家のジグ・ジグラーは、

次の言葉を好んで使っていました。

「大事なのは自分に何が起こったかではなく、

それにどう対処するかだ。」

この言葉に関するセレスト・ベイカーズという女性のエピソードを語っています。

左足を反射交感神経ジストロフィに侵されれていた彼女は、

 自身が通う高校で、闘病の経験が級友に大きな励ましを与えたという理由で、

学校から人格的に優れた生徒に贈られる賞を授与されました。

ある日のこと、彼女は母親に学校に来てほしいと電話をしたそうです。

養護教諭は、足の痛みが酷くて帰宅したいのだろうと考え、

彼女を元気づけようと、

「早退できるだけでも良かったね。」と言うと、

彼女は即答で、

「そうじゃないんです。

松葉杖を持ってきてもらうだけ。

あれがあれば、歩けるから。」

彼女はその日、最後まで授業を受けてから帰宅しました。

彼女は、自分にできないことはないという信念の持ち主です。

スポーツも好きですし、水泳部に所属して、水泳の試合は、

治療の為に利用しているほど。

「彼女はとてもクリエイティブで明るい」

「セレストを教えることができて幸せだった」

「セレストは何にでも全力で取り組む生徒。

あの子が自分のクラスにいて本当に良かった」

と彼女に関わった教師達は口を揃えて賛辞を贈りました。

この賞の名前は、「I CAN」賞。

彼女は全身でそれを体現しており、彼女のアプローチは素晴らしいと、

ジグラーは言っています。

逆境は成功のもと

逆境は成功のもと

 

 真珠貝の詩と通じるものがあるとは思わないでしょうか?

自身が与えられた境遇をマイナスに捉えることなく、

自分ができることを精一杯全力で行う。

その姿勢が、周りの人々に良い影響を与える。

このような人は、世間では数知れずおられると思います。

なんでもかんでも人や環境のせいにして、生きている人に

爪の垢を煎じて飲ませてやりたいものです・・・

もう、誰かのせいにして生きるのは辞めませんか?

何かを変えたいと思うなら、まずは自分が変わることです。

周りの変化を待っていても、何も変わらないのです。

影響されるよりも、影響を与える人間になりたいものです。

以上、お読み頂きありがとうございました。

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