ほわいとさんのHAPPYBOY見聞録?

ネットに蔓延する怪しい情報や理不尽な事柄に物申すブログです。

好きこそものの上手なれ。

Matzさん

プログラミング学習について、Rubyの開発者である、

Matzさんことまつもとゆきひろさんの講演をまとめた記事がありました。

qiita.com

勉強法というよりも、

エンジニアとしての学びの方法を知る,考えるといった内容のようです。

印象に残っていることを挙げていこうと思います。

 抽象化の強み。

記事を読んでみて感じることは、

抽象化が一つのテーマになっているのではと思いました。

 『人間はたくさんのことを把握できない。

※人間が一度に把握できる数は7個が限界と言われている

複雑なもので溢れている中、プログラミングを使うことで抽象化できる。

しかし、AIがプログラミンができれば抽象化の必要はなくなってしまう。』

wikiによりますと、

『 抽象化(ちゅうしょうか、英: Abstraction、独: Abstraktion)とは、

思考における手法のひとつで、対象から注目すべき要素を重点的に抜き出して、

他は無視する方法である。』

qiita.com

 引用記事の辞書やコンビニの例え話がとてもわかり易いと思います。

学生と社会人の違い。

学生と社会人の違い。

学生VS社会人

 学生と社会人の違いについて、大まかに4つの点を挙げておられます。

①満点があるかないか。

 学生は満点があるので記憶が重要になるが、社会人は満点がない。

どれだけ頑張って知識を詰め込んだとしても、

100点以上をとることはできない。

学生時代の勉強法は通用しなくなります。

②記憶か把握か。

知識のインデックスを作っていくことが大切。

詳細はググれば良い。

重要なのは調べる力を身につけることである。

③間接的か直接的か。

三角関数微分積分は、専門分野に進まない限りは一生使わないように、

 学生時代の勉強は基本的に何に使えるのか分からないものが多いです。

しかし、プログラマーは〇〇言語を勉強すると、

〇〇ができるといったように、

勉強したことが何に使えるのか直ぐわかる。

④安定か変化か。

 教科書の内容や覚えることは何十年経ってもさほど変化しませんが、

IT関連は時代の移り変わりが非常に激しいため、

常に内容が変化しています。

そのため、覚えることよりも、

常に学び続けることが重要になります。

 勉強では無く、学習が大切ということです。

学習の仕方としては、

『 自分にあった勉強法を見つける必要があるが、

人によって興味や特性が違うので自分で決めないといけない。

そのためには、 自分が持っているもの(インデックス)を棚卸しして、

どっちの方向性に進むのかを考える必要がある。

インベントリをして、真剣に考えるのが重要。

インベントリとは・・・ あってれば伸ばせばいい、苦手なら考え直すこと

どこまで妥協、意地をはるのか。 例えば、

1.住む場所

2.職種

3.待遇

戦略をとるには真剣に考える』

苦手克服よりも得意を伸ばそう。

日本の教育の悪いところは平均化というのがありますが、

苦手を克服するよりは、得意を伸ばすほうが良い。

それは好きなことを頑張っていたほうがモチベーション維持できるから、

平均的なプログラマー以上を目指すならば、

得意を伸ばすのがあるべき戦略である。

 モチベーションを維持する秘訣は、

『人は好きなことはほっといてもやる 漠然とした希望には弱い』

好きこそものの上手なれということですね。

好きなことで生きるためには?

とある界隈が大好きな言葉である。

「好きなことで生きる。」

 確率を高めるものとして必要となるのが、

・高評価

・尊敬される

・尊重される

尊敬されることとは、人格的な評価であり、

尊重されることとは、ないがしろにしないことです。

尊敬されることや尊重されることも重要ですが、

相手を尊敬したり、尊重することも

それ以上に重要だと思います。

 とある界隈には見かけない言葉のような気がしないでもないですが・・・

成功の秘訣。

アメリカの成功者で共通しているのは、

金持ち、頭がいい、は関係がなく、一番の要因は、

パターン認識力にあるようです。

blog.empathywriting.com

 引用記事には、パターン認識の3つのステップについて書いてあります。

パターン認識

自分自身がどういったパターンで行動しているのかを客観的に分析することで、

一定の行動パターンや思考パターンが見えてくる。

その中から、結果に繋がるものは残し、

繋がらないものは次のステップに進みます。

②パターン破壊

①のパターン認識で、結果に繋がらないものを破壊する。

勇気とエネルギーが必要になるが、思い切ってそのパターンを断ち切る。

③パターン再構築

②でパターンを破壊したら、そのパターンの換わりになる結果の出る

パターンを再構築する。

再構築によって、破壊したパターンが元に戻らない効果もある。

まるで、終わりのないプログラミングのようですが、

繰り返すことによって、精度も上がってくるので、大切ですね。

成功のパターンを見出すには、

『自分が尊敬する人を見つけて、その人たちからパターンを探す。

人は知らない人を尊敬できない。 知っているから尊敬できる。』

見せかけのフォロワー数や登録者数ではなく、

その人の人となりを見て、

尊敬できるかが大切だと思います。

フルスタックを目指すよりも。

抽象化をテーマとして感じているのかからかもしれませんが、

 『全部得意な人はほぼいない。(基本平均的に留まる)

俺が一番得意なのはこれだ!

を見つけて仕事にするのがベスト。』

という言葉に集約されているような気がしました。

エセプログラミング界隈ではフリーランスを推奨しておりますが、

フリーランスになると、

 フロント・インフラ・DB・営業その他諸々のことを、

全て自分で行う必要があり、苦手なことだとしても向き合う必要性があります。

オールラウンダー(器用貧乏な人)であれば、持ってこいですが、

特化型で頑張ってきた人には、厳しいものがあるのかもしれません。

会社などに所属すれば、チームとして動けることもあるので、

自分が得意な分野に集中して、

苦手なことは他の得意な人達に任せることも可能になります。

 平均的なことしかできなければ、

フリーランスとしては競合多数であり、

能力がなければ埋没していくか、

低単価の簡単な仕事しか受注できないでしょう。

しかし、得意な分野を伸ばすことができれば、

ニッチな分野で活躍できるかも知れないのです。

 これから、プログラミングを学習しようと思っている方は、

エセプログラマーのアフィリ誘導などに引っかかることなく、

自分が本当に実現したいことを考えて、

そのために必要な言語は何かキチンと調べて、

自らの意思で学習をして、技術を習得して頂きたいと思います。

まつもとさんの記事が掲載されている、

Qiitaは、エンジニアの情報共有コミュニティですので、

登録してみるのも有益だと思います。

qiita.com

以上、お読み頂きありがとうございました。

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