誰が言ってる?…だしいりたまごの「だ」
ネット情報を見極める7つのポイント
アクセス解析を使ってみると、検索ワードにて、
「だしいりたまご」で訪問してくださる方がいるようなので、
今週は、だしいりたまごをテーマごとにやっていこうと思います。
このブログを立ち上げたくらいの時の記事になりますが、
過去記事もご一読下さい。
だしいりたまごの「だ」
だしいりたまごの「だ」は、
『誰が言ってる?』です。
情報発信者が本当に専門家なのか?
関わる分野によっては、専門性は全く違う場合がある。
引用元の記事①『だ』=誰が言ってるでは、
『その情報を発信している人が、本当に専門家なんだろうか?
一見すると、専門家のようでも、実は厳密に言うとその分野は専門ではない、
という場合があります。
例えば医師であっても、「心臓血管外科」「神経内科」「感染症内科」など、
診療科によって専門性が明確に分かれています。』
専門家とは?
Wikipediaによると、専門家(せんもんか)とは、
技術・芸術・その他特定の職域に精通し、
専門的な知識と能力のある人のこと。
国内法で専門家として明記されている国家資格は、
公認会計士・税理士・弁護士・宅地建物取引士の4資格のみ。
ほかはないんですね。医師も専門分野以外では専門家とは言えませんし、
様々な業界でも、分野が違えば全て専門外となりますね。
界隈ウォッチャーからは逆神さんと呼ばれている、
自称インフルエンサーの発信では、
仮想通貨やFXなどのアフィリ記事に釣られて、
大損をしてしまった養分さん達が沢山いらっしゃるようです・・・
何を信用するのか?
『フォロワー数が多いから大丈夫だろう。』とか、
『テレビに出てるから大丈夫だろう。』とか、
『こんな有名人と一緒に食事してるんだから大丈夫だろう。』とか、
『本を出版しているから大丈夫だろう。』というような、
エセインフルエンサーのイメージ戦略に惑わされてはいませんか?
今の若者は知っているかわからないですが、
2003年には、有栖川宮詐欺事件という、
宮家・有栖川宮の祭祀継承者で、
その妃殿下と詐称する女性が偽の結婚披露宴を開催、
招待客から祝儀等を騙し取った事件が起きています。
その披露宴の参加者の中に、
石田純一さんやダイアモンド☆ユカイさんなどの芸能人も参加していて、
多くの人が騙されたようです。石田さんは首謀者の一人として疑われ、
事情聴取を受けています。
この事件に関して、こんなTweetが・・・
「偽有栖川宮結婚詐欺事件、400人も招待されてるのに有栖川宮家が断絶してることを知ってる人間が誰一人としていなかった点が既におかしい」
— はくえー@君主レビューの人(ニコ動) (@tomoshibi6o6o) 2018年11月24日
わし「それな。みんな意識低すぎない?」
既に断絶している宮家だということを誰も知らなかったようです・・・
有栖川宮記念公園というのが、南麻布にあるのは知っていたので、
名前は聞いたことがあったのですが、断絶とか詳しいことは知らないですよね。
妃殿下を語っていた、
女性と一緒に仕事をしたことのある方の記事がありましたが、
なんとも興味深いお話です。
とある界隈のほのかなかほりがしないでもないです・・・
何者かよりも何ができるか
とある界隈のエセインフルエンサーとは、
自分でインフルエンサーと自称しているだけの存在です。
エセインフルエンサー界隈の甘言に惑わされやすい人というのは、
肩書に弱い典型的な日本人気質の持ち主なのかもしれません。
そのことについて、面白い記事がありました。
学歴や肩書にこだわる日本人の残念な選別眼 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
学歴や肩書にこだわる日本人の残念な選別眼
2020/06/23 04:43
引用記事では、欧米人は初対面で、
「What do you do?」と質問するのに、
日本人は、「What are you?」と質問する。
「What do you do?」は「あなたはどんな行動をして、
どんなパフォーマンスをあげていますか?」という意味です。
つまり、「人にどんな価値を提供できるのか」
という可能性を聞いているのです。
一方の「What are you?」は、肩書を聞いています。
「どんな会社のどんな部署で、どんな役職についていますか?」
といったニュアンスで、
要するに「何者か」というスペックを聞いているのです。
この考え方が、エセインフルエンサーのイメージ戦略に嵌ってしまう、
原因の一つではないかと思えます。
月商○○万円、年収○○万円、フォロワー数○○万人などといった、
実数も定かでない数に騙されることなく、
本質を見極める力を身につけましょう。
「何者か」よりも、
「何ができるか」 が大事なんだと思います。
以上、お読み頂きありがとうございました。